第1回 二ケ領用水とディープな尻手駅界隈

雑学お散歩学会

日時: 9月11日(日) 午後1時半

● 二ケ領用水 関ケ原の戦いの3年前にあたる1597年(慶長2年)に測量が始まり、 14年の歳月をかけて完成。 川崎市布田(ふだ)と宿河原の二か所の多摩川取水口から水を引き、 ふたつの流れは久地(くじ)で合流した後に円筒分水という珍しい方法 で分けられて下流の田畑を潤しました。 矢向から尻手に流れる用水跡には石碑が建っています。

● 歴史あるお寺 良忠寺 鶴見川で見つかった薬師像を本尊として建立された750年の歴史を持つ 古刹です。

● 尻手駅近くの商店街 正式名称は、尻手銀座親交会。商店街が出来たのは昭和25年。 現在は約40店舗の店が並んでいます。 商店街を入ると目に入るが、この商店街のマスコットキャラクターである、 「しってるちゃん」。

尻手とてるてる坊主を掛け合わせたものです。 由来は、かつて、この商店街の特売日にはよく雨が降ったとの事から来て いるのだそう。本当かどうかは分かりません。 この周辺は新しくマンションが出来て人は増えていますが、近くに新しく 出来たスーパーマーケットや川崎駅周辺の方が買い物をするのに便利 なので、この商店街で買い物をする人が減っています。 商店街の運営も厳しいようです。

● 関東一の角打ち 尻手駅界隈には、沢山の飲み屋さんが集中しています。 1936年に東洋現像所(現在のIMAGICA)の横浜工場が出来、多くの 従業員が尻手駅を利用していました。その人達が立ち寄る飲み屋さんが 尻手駅の周りに集中しています。 現在は、上記の工場はマンションに変わり人の流れも変わりましたが、 昭和の風情が残る街並みは健在です。 そして、此処には関東一と呼ばれる「角打ち」のお店があります

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